腹黒子の婚活備忘録

年収600万の女が三十路を目前にして婚活を始めた記録。

プロフィール写真撮影

支店での入会手続きを済ませた翌週末。

プロフィール写真撮影のため指定の写真館へ向かう腹黒子。

 

 

 

本気で婚活するにあたって、Google先生でたくさん婚活について調べたよ。

 

「写真館できちんと撮影してもらうべき!」とか「婚活は写真が命!」とかネットに書いてあった。

 

 

 

 

そう言われてもなぁ。苦手なんだよなー、証明写真とか記念写真の撮影って。

 

 

 

 

 

あんな真っ白な壁に囲まれて、見知らぬカメラマンのおっさんに向かって自然な笑顔が出るわけがないでしょうよ。 

 

 

 

 

どう頑張っても苦笑いにしかならない。

音にすると、 にへらぁ みたいな。

 

 

 

 

 

しかも、撮影前日は会社の飲み会だった。サラリーマンだからね。華金だもの。

 

 

調子のっちゃって飲みすぎたよ。

 

 

 

 

案の定、撮影当日のお顔はパンパン。

 

 

 

一生のパートナーを決める大事な婚活写真が苦笑いな上に顔パンパン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

けど、もういいんだ。

 

 

 

 

だって、結婚して一緒に住んだらお互いにあられもない姿を見せ合うわけでしょ?

 

寝起きが殴られたボクサーみたいな顔とかさ。

オナラとかもプップしちゃう仲になるんでしょ。

 

 

 

だったらもう婚活写真で見栄張ってもしょうがないってね。

 

 

 

盛れてる写真を気に入られちゃったりして実際に会ったら

「うーわ、 写真詐欺!!これが婚活写真詐欺ってやつか…!」

 

とか思われたくないし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

っと、全力で開き直ることにした。

 

「あら?写真より顔パンパンじゃないですね。意外と綺麗ですね。」っていうパターンでいくことにした。

 

 

 

カメラマンさんに「もう適当に良さそうなの選んどいてください。ニコッ(笑顔」とパンパンな顔で言い残して写真館を後にするのであった。